December 5 2022
滝澤仁 特別招聘教授と神奈川県立産業技術総合研究所 (KISTEC) 福田真嗣氏との共同で10月22日に発表した論文について、日経バイオテクより取材を受けました。
論文表題: Hematopoietic stem and progenitor cells integrate microbial signals to promote post-inflammation gut tissue repair
著者:Maiko Sezaki, Yoshikazu Hayashi, Gaku Nakato, Yuxin Wang, Sayuri Nakata, Subinoy Biswas, Tatsuya Morishima, Md Fakruddin1, Jieun Moon, Soyeon Ahn, Pilhan Kim, Yuji Miyamoto, Hideo Baba, Shinji Fukuda, and Hitoshi Takizawa
DOI:http://doi.org/10.15252/embj.2022110712
論文概要:
熊本大学国際先端医学研究機構(IRCMS)幹細胞ストレス研究室・滝澤仁特別招聘教授、神奈川県立産業技術総合研究所実用化実証事業腸内環境デザイングループ・福田真嗣グループリーダーらの研究グループは、大腸炎発症後の組織修復における造血応答の重要性を明らかにしました。本研究成果によって、今後、炎症性腸疾患※2に対する新たな予防や治療法の開発が期待されます。
本研究成果は、令和4年10月18日に学術雑誌「EMBO J」に掲載されました。